Googleは米国時間7月16日の取引終了後に第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。ウォール街の期待に応える決算報告となった。
純利益は、39億3100万ドル(1株あたり4.93ドル)だった。売上高は前年同期比11%増の177億ドル。非GAAP利益は1株あたり6.99ドルだった。
アナリストらは、売上高177億ドル、1株あたり利益は6.70ドルと予想していた。
トラフィック獲得コスト(TAC)は合計およそ33億7700万ドルで、TACを除いた売上高は約143億2300万ドルだった。
ドル高は、前四半期ほどの打撃にはならなかったようだが、それでも同四半期の業績に幾分影響したようだ。
Googleによると、「2014年第2四半期から2015年第2四半期まで外国為替相場が一定であったならば」第2四半期の売上高は11億300万ドル高くなっていたはずだという。恒常通貨ベースでの売り上げの年間成長率は18%だった。
Googleの最高財務責任者(CFO)に新しく就任したRuth Porat氏は、就任後初となる四半期決算報告書の中で、「堅調な」業績を支えた要因として、「幅広い製品にわたり、なかでも特にモバイルが顕著に伸びた検索事業、そしてYouTubeやプログラマティック広告が成長したこと」を挙げた。
「幅広い事業にわたる大きな新しい機会の開拓に日々尽力している」ともPorat氏は記している。「リソース配分に最大限の注意を払いつつ、取り組みを進めている」(Porat氏)
現四半期について、ウォール街は、売上高185億4000万ドル、1株あたり非GAAP利益6.99ドルと予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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