吉野家とTポイント・ジャパンは7月16日、Tポイントプログラム契約を締結したと発表した。年度内を目途に、吉野家が展開する牛丼チェーン店「吉野家」の1179店舗(2015年6月末)において、Tポイントサービスが開始される。
吉野家ではTポイントを導入することで、Tポイントのデータベースを活用したCRMに取り組み、ロイヤルユーザーの継続利用、新規顧客の定着化など、ユーザーに応じた費用対効果の高い販促策に取り組むとしている。
また、Tポイントのビッグデータを活用することで、精度の高い顧客属性や行動分析をしたり、Tアンケートを活用した消費者インサイトの把握などを通して、商品開発や販促施策などにつなげるとしている。店舗開発においても、新店の売上予測の精度向上などを図るという。
Tポイント・ジャパンによれば、牛丼チェーンは会員からのTポイントサービス参加要望が高かったという。吉野家でのサービス開始をきっかけに、さらなるTポイント利用率の向上に期待するとしている。
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