Microsoftが今後数カ月のうちにMSNブランドの複数のアプリを廃止する計画を立てている。
Microsoftはすべてのプラットフォーム(「Windows」、Appleの「iOS」、Googleの「Android」)向けの「MSN Health & Fitness」「MSN Travel」「MSN Food & Drink」アプリのユーザーに対し、これらのアプリを廃止する旨の通知を送っている。
Neowinは米国時間7月10日、MSNアプリの廃止計画について報じた。それによるとMicrosoftは、Food & DrinkとTravelを9月28日に、Health & Fitnessを11月1日に廃止するという。
全てのMSNアプリのサポートを打ち切るわけではなく、「News」「Weather」「Sports」「Money」などのMSNアプリは引き続き「Windows 10」などのプラットフォーム向けに提供する計画だと、Neowinは廃止予定のアプリのユーザーにMicrosoftが送ったメッセージを引用して伝えている。どのアプリのサポートを継続するかを決めた要因としてMicrosoftは「幅広い訴求力」(およびその不足)を挙げている。
Microsoftの広報担当者はNeowinの情報が正しいことを認めた。
またMicrosoftは「Photosynth」アプリについてもサポートを打ち切るという。Photosynthは複数の写真をつなぎ合わせてパノラマ写真を作成するアプリで、かつてのMicrosoft Live Labsによって開発された。サポート打ち切りの時期については明らかにされていないが、MicrosoftはPhotosynthユーザーに対し、アプリから写真とデータを取り出すよう勧めている。ただしPhotosynthクラウドサービスの提供は続ける、と広報担当者は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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