Facebookが広く親しまれているそのロゴに、この10年間で初めての微調整を加えた。文字を細くし、「a」の文字を丸みを帯びたものに変更。また、文字の間隔を広げた。
変更の理由は、モバイルにある。
同社は2004年の創業以来、写真共有やインスタントメッセージの普及といった業界の変化を体験し、その改革の一端を担ってきた。そして、業界で起きた最も劇的な変化といえば、スマートフォン販売の爆発的な増加だろう。
同社が4月に開示した情報によると、Facebookでは月間アクティブユーザー14億4000万人のうちの85%以上が携帯端末からログインしているという。また、第1四半期の広告売上33億2000万ドルのうちの73%が携帯端末に表示された広告によるものだと同社は述べている。1年前にはその割合は59%だった。
Facebookは新しいロゴについて、モバイル端末で読みやすいように工夫されているだけでなく、会社のビジョンの変化も反映していると述べる。
Facebookのクリエイティブディレクターを務めるJosh Higgins氏は声明で、デスクトップコンピュータ上では読みやすかった従来の角ばった書体について、「Facebookのロゴを初めてデザインした2005年当時、創業したばかりだった我々は、一人前の風格を備え、まともに取り合ってもらえるようなロゴを作りたいと考えていた」と述べた。「現在は確立した地位にあるため、よりフレンドリーで親しみやすい現代的な感じにロゴを変更することにした」(Higgins氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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