人気のモバイルアプリ「Facebook Messenger」が一部の国で、Facebookアカウントなしでも利用できるようになった。Facebookが米国時間6月24日、発表した。
発表によると、アップデート版のMessengerでは、電話番号があれば誰でも同アプリのすべての機能を利用できるようになるという。
スマートフォンユーザーは、サインアップ時に「Not on Facebook?」をクリックして、名前、写真、電話番号を登録する仕組みだ。
Facebookやその他のソーシャルメディア(例えばTwitter)の決算に対するウォール街の反応からわかるように、ユーザー数の増加は現在、この業界の最も重要な指標とみなされることが多い。Facebookが巨額を投じた2014年のWhatsapp買収も、ユーザー獲得のための手段の1つと広くみなされている。
したがって、Facebookが、自社ポートフォリオの中で最も成長の著しいスタンドアロンアプリのMessengerを、さらに多くのユーザーに利用させようと考えたとしても不思議ではない。
電話番号だけでFacebook Messengerにアクセス可能となる国は、米国、カナダ、ペルー、ベネズエラである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」