Facebookは米国時間6月29日、「ニュースフィード」に表示するビデオの選択アルゴリズムを見直し、ユーザーが自ら再生音を出したり全画面表示にしたりしたビデオと“似た”ビデオを優先的にニュースフィードへ掲載するように変更した。
Facebookは、ニュースフィードの役割について、「そのユーザーと関連性の高いストーリーを見せること」と説明。この目標を達成できるようにニュースフィードの動作を改善するため、ユーザーの行動や反応を参考にアルゴリズムを調整している。
ビデオについては、これまで再生回数や再生時間などのデータに基づいて表示順を決めていた。そのため、視聴する人が多いビデオほどニュースフィードに表示されやすく、視聴者が少ないと表示されにくかった。
これに対し今後は、ユーザーがビデオに「いいね!」をしたかどうかに関係なく、再生音を出したり全画面表示したり、音のボリュ―ムを上げたりといった、ユーザー自身の操作情報をニュースフィード表示ランクに反映させるように変更する。
この新たなビデオ表示アルゴリズムの対象ユーザーは、数週間かけて増やしていく。また、Facebookは「変更による影響は小さい」と見込んでいるという。
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