新しい調査報告によれば、Facebookはもはや10代のユーザーが頻繁に利用するクールな場所ではないようだ。
米国でFacebookを利用している13~17歳の割合が2014年は88%に減少したことが、調査会社Frank N. Magid Associatesの実施した調査から明らかになった。この数字は、2013年の94%、2012年の95%から減少している。
しかし、Facebookの利用者数はこの調査で対象となったすべての年代でも減少している。全体でFacebookの人気は過去2年間の93%から今年は90%に減った。
Frank N. Magid Associatesの調査を見ると、10代および一般のユーザーの間でFacebookの人気が衰えたと思えるのには理由がある。すべての調査対象者のうち、16%がFacebookは流行していると答え、18%が楽しい、16%が有益であると答えている。しかし、安全だと答えたのはわずか9%で、信頼に価すると答えたのも9%のみだ。
10代の若者も成人もFacebookをこれまでのように利用していないのだとしたら、彼らはオンラインで何をしているのだろうか? 調査からは、インスタントメッセージングアプリケーションの人気が伸びていることが分かった。調査対象のうち、18%が「Snapchat」、17%がAppleの「iMessage」、9%が「WhatsApp」、他にも9%が「Google Hangouts」を利用している。
一番人気のあるメッセージングアプリケーションは何か? それは「Facebook Messenger」で、40%が利用しているという。
この調査は9月に実施されたもので、Frank N. Magid Associatesは1934名を調査したが、対象となったのはスマートフォンユーザーのみだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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