アトモフは6月29日、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサイト「Makuake」において、スマートなデジタル窓「Atmoph Window(アトモフ ウィンドウ)」のプロジェクトを開始したと発表した。2016年3月に出荷予定で、プロジェクトでの本体価格は1台6万5000円から。
Atmoph Windowは、6月中旬に米国のクラウドファンディング「Kickstarter」で期間限定で先行予約を実施し、16万ドル(約2000万円)以上の資金調達を達成したデジタル窓。現在は、販売開始に向けて予約注文を受け付けている。
同製品は4Kの映像と音楽を再生でき、壁などに立てかけて利用する。同社とプロのカメラマンによって撮影された世界中の映像を200本以上ラインアップしているという。映像が本当の景色のように見えるよう、画質やカメラアングル、構図、地平線の位置などを繰り返し検証しているとのこと。
また、自分で撮影した映像も、同社のウェブサービスを使ってアップロードすることで映し出すことが可能。日付や時間、天気予報やカレンダーの表示にも対応している。風景を選んだり、情報を出したりする操作は、スマートフォン(iPhone/Android)、Apple Watchなどでできる。追加映像の購入・ダウンロードに対応し、表示風景に関する詳細な情報もチェックできるという。
Makuakeでは、支援コースとして「600円コース」(サポーター)、「3000円コース」(Atmophポスターセット)、「6万5000円コース」(【早割特別価格:限定50名様】Atmoph Window 1台(約23%OFF))の3コースが用意されている。なお、一般販売予定価格は8万4000円。
仕様は、27型ノングレアディスプレイ(1920×1080)、1.5GHz クアッドコアCPU(ARM Cortex-A5)、メモリ1Gバイト、ストレージ32Gバイト、無線LAN機能(IEEE802.11b/g/n、Wi-Fi)、3Wフルレンジスピーカ。サイズは640×380×55mm、重量は4.9kg。電力は30W。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?