Microsoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏は米国時間6月17日、組織再編を知らせるメールを従業員らに送信した。
新会計年度開始とともに、長期にわたって幹部を務めてきた複数の人物が同社を去る。Microsoftのデバイス事業を統括するStephen Elop氏や、Dynamics事業を率いてきたKirill Tatarinov氏に加え、数多くのチームを統括した経験を持ち、直近ではAdvanced Technology and Educationを率いていたEric Rudder氏、さらに最高インサイト責任者を務め、かつての「Scroogled」キャンペーンの発起人だったMark Penn氏も退職する。Nadella氏のメールはウェブでも公開されている。
残る幹部は、新たに再編成されたチームを統括する。Terry Myerson氏は、これまでElop氏が率いてきたMicrosoft Devices GroupとOperating Systems Groupを統合したWindows and Devices Groupを統括する。Scott Guthrie氏はCloud and Enterpriseチームの統括を続投する。同チームは新たに「Dynamics ERP」と「Dynamics CRM」も担当することになる。Qi Lu氏は引き続きApplications and Services Groupの責任者を務めるほか、これに加えてEducationチームも監督する。
今回の組織再編のほとんどが6月17日付けで実施されるが、Penn氏の正式な退職時期は9月になる予定だ。
再編後のMicrosoftの新しい上級幹部は以下のとおり。
Nadella氏は、今回の組織再編を、組織構造を戦略に沿ったものにするためだと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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