日本電信電話(NTT)とパナソニックは6月17日、「映像サービスの革新」や「ユーザーエクスペリエンスの進化」を目指して業務提携をすることで合意したと発表した。両社の技術を相互提供し、新たなサービスの共同開発を通じた「映像サービスの革新」や「ユーザーエクスペリエンスの進化」により“来るべき未来”を実現すると説明している。
業務提携では、NTTの「ブロードバンドソリューション」とパナソニックの「高品質映像ソリューション」を組み合わせることで、新たな映像コミュニケーションのスタンダードモデルの提案などを行う。
具体的には、高品質なAVデバイス/システムとブロードバンドサービスを活用し、スタジアムにおいて、観客の好みの映像を楽しむことができるサービスや、臨場感あふれる映像を日本のみならず世界に届けるサービスなどを提案。スタジアムのみならず、さまざまな映像エンターテイメント分野での展開を図るという。
また、映像モニタリングシステムとサイバーセキュリティ技術などをベースに、安心で安全な暮らしを支え、必要な情報を必要な時に手に入れることができるサービスを提供することで、訪日外国人や高齢者など、誰にでもやさしい社会の実現を目指すとしている。
両社はこの協業で、映像分野のみならず、スマートシティなどのまちづくり分野においても連携を図り、地域の発展に貢献するとともに、さらに海外にも展開できるモデルづくりを検討するという。
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