ソフトバンクの「Pepper」を皮切りに、家庭用のロボットが続々と登場している。8月6日には、KDDIが米国発の家庭用ロボット「Jibo」の日本展開を支援していくことも発表した。
家庭用ロボットの価格帯は、冷蔵庫や洗濯機といった家電製品と近いものも多く、誰でも手が届く存在になっている。そこで今回は、ウェブサイトなどで購入できる一般消費者向けの家庭用ロボットをいくつか紹介したい。
最近、イベントなどに頻繁に出演するようになった「Pepper」は、世界初の感情認識パーソナルロボットだ。人間とのふれあいを通して自律的に反応しながら、自分の判断で動くことができるほか、アプリストアから「ロボアプリ」を追加することで機能を拡張できる。
本体価格は21万3840円(税込)で、このほかに基本使用料や保険料など、月額約2万5000円の維持費が上乗せされる。さらに契約時に「ロボット手続き手数料」9800円が別途発生する。
本体のみを購入することもできるが、それはあくまで開発者向けであり、基本プランなどに加入しないとアプリストアが使用できないなどの制限がある点に注意。アプリには「家族を覚える」「写真を撮影する」「天気を教えてもらう」など、基本的な動作が多く含まれているので、一般的な用途に使用するユーザーは少なくとも基本プランには加入するべきだろう。
なお、6~7月分のそれぞれ1000台は、事前予約の開始からわずか1分で完売しており、同ロボットへの関心の高さがうかがえる。
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「Palmi」は“人々がより豊かな生活を送るために役立つこと”をテーマにして作られたロボットだ。
人の顔を覚えることができるだけでなく、ふれあう人によって個性がうまれる。歌う、踊るといった動作が可能なほか、ネットワークに接続することでニュースや天気情報などの情報を取得してくれる。
同社が高齢者福祉施設向けに開発した「PALRO(パルロ)」と呼ばれるロボットをベースにしており、福祉施設で培ったノウハウを生かしつつ、家庭での利用向けに最適化している。
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「Robi」は、かわいらしい動きや会話を通して、人をなごませてくれるロボットだ。事前に設定をすれば、テレビをつけるなどの動作をさせることも可能。また、複数の性格が用意されており、性格によって話す言葉も変化するという。
本来であればRobiは、DeAGOSTINIの「週刊ロビ」を購読し、毎号に付属してくるパーツを組み立てていく必要があるが、組み立て作業が苦手な人や、今すぐにRobiと遊びたい人は、完成品をDMM.make ROBOTSから購入できる。
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「PLEN.D」は高い運動能力と、高度なバランス感覚が特徴のロボットだ。
スマートフォンで専用アプリをダウンロードすれば、PLEN.Dの制御が可能になる。操作はタッチとスワイプのみなので、誰でも簡単にPLEN.Dを制御できる。事前に用意されている動作だけでも50種類以上あり、特に難しい設定などは必要ない。
PLEN.Dは組み立てキットになっているが、ドライバーひとつで組立が可能だ。
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