台湾・台北で6月2日から6日まで開催された「COMPUTEX 2015」。アジアのPC企業を中心にモバイルやIoT関連の企業も多く出展した。今回はその中から、ウェアラブル系の製品をいくつか紹介しよう。
台湾ASUSTeK Computerが発表した、GoogleのAndroid Wear搭載スマートウォッチ「ZenWatch 2」。先代の高級感を引き継ぎ、ディスプレイには緩やかにカーブさせた2.5Dの「Corning Gorilla Glass 3」を採用。防水性能は、前モデルのIP55からIP67へと向上している。
耐久性の高いステンレス製の本体は、シルバー、ガンメタル、ローズゴールドの3色で49mmと45mmの2つのサイズがラインアップする。さらに18種類のストラップと組み合わせることで、豊富なバリエーションから好みのものを選べる。Apple Watchのようなデジタルクラウンも採用されているが、Android Wearのスマートウォッチであることから、クラウンを回転させて操作できるかどうかは不明だ。発売時期や価格などの詳細も公表されていないが、9月にバルセロナで開催されるエレクトロニクスショーIFAで正式に発表される見通し。
写真で見るスマートウォッチ、ASUS「ZenWatch 2」--Apple Watchと比較もOAXISの「Star.21」はデザインの優れたフィットネスバンドだ。宝石のようなカットのディスプレイを搭載し、バッテリ駆動時間は15日間。日常のシーンを選ばず利用できそうだ。同じくスマートバンドの「O2」は、白色文字のLEDディスプレイを搭載している。
特に同社ブースで目をひいたのが、「スマートボディーアナライザー」と銘打ったスマート体重計「GLO」だ。iPhoneおよびAndroidとBluetooth4.0で同期し、体重、BMI、体脂肪、筋肉率、骨密度、身体年齢などを計測して管理できる。管理は1台につき6人まで同期可能だ。登録したユーザーの確認は、本体の中央部、6色のLEDで判別できる。洗礼されたデザイン製品なので、ぜひ日本でも販売してほしいところだ。
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