台湾、台北発--MicrosoftのOEM担当バイスプレジデントを務めるNick Parker氏をはじめとする同社の幹部が、当地で開催中のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI」の基調講演で、「次の10億台の『Windows』デバイス」に向けた同社のビジョンを明らかにした。
Parker氏は、新たにMicrosoftの最高経営責任者(CEO)に就いたSatya Nadella氏と同じように、「モバイル第一、クラウド第一」という言葉を用いて同社の未来に向けたビジョンを説明した。その未来とは、Windowsが「ユビキタスコンピューティング」を推進する、主要な原動力となる時代だ。これには、「われわれがただ携帯するのではなく、身につけて使うデバイス」(Parker氏)も含まれる。
次に講演のステージに上がったのは、Windowsマーケティング部門のバイスプレジデント、Tony Prophet氏だった。Prophet氏は、毎日15億台のWindowsデバイスが使用されていると述べた。そのうえで同氏は、次の10億台のデバイスは、Microsoftがパートナーとのエコシステムの中で機会を醸成し、イノベーションを加速させる取り組みから生じるはずだと説明した。同社は、開発サイクルの従来のパターンを抜け出し、単なるパッチやバグ修正ではなく、「機能の充実した」アップデート版を自社のソフトウェアに対して定期的に提供することを目指している。
さらに、Microsoftのグローバル製品市場担当責任者を務めるNick Hedderman氏が、Windowsと「Windows Phone」に最近実施された変更について、やや込み入ったデモンストレーションを行った。内容は、タスクバーにアプリをピン留めできる機能や、マウスとキーボードでの使い勝手を多少改善したスタート画面などのほか、モバイル向けデジタルアシスタント「Cortana」も、もちろん含まれていた。
デモンストレーションの大半はすでに見たことがある内容だったが、Hedderman氏が特に力を入れたのが「Files」アプリケーションだった。同氏によれば、これはモバイル機器向けとしては初のMicrosoft製ファイル管理ソフトウェアだという。
「Internet of Things」(IoT:モノのインターネット)も当然ながら話題となった。Prophet氏によれば、すでにWindowsは、コネクテッドデバイスの世界を実現できる完璧なシステムだという。また、さらに興味深い点として、同氏はMicrosoftが今後「Microsoft Azure」を使用したコネクティビティスイートを開発するという話題にも触れた。Prophet氏によれば、これはIoTの世界でWindows搭載デバイスがWindows非搭載デバイスと簡単にやり取りできるようにするための製品だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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