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脈拍測定から手品機能まで--カシオ多機能時計の歴史「遊び心ではなく真剣だった」

坂本純子 (編集部)2015年06月06日 08時00分
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 世界初のオートカレンダー付き時計「QWO2-10」(1974年)。価格は5万8000円。

 世界初のオートカレンダー付き時計「QWO2-10」(1974年)。価格は5万8000円。

 カシオは「時の記念日」にちなみ、1970年代から発売してきた多機能時計を一挙に見られる特別展示を東京・成城にある「樫尾俊雄明記念館」で開催する。6月10日から7月24日までの期間限定だ。

今も動く!歴史的リレー計算機から懐かしの時計までそろうカシオの発明記念館
今も動く!歴史的リレー計算機から懐かしの時計までそろうカシオの発明記念館

 2012年に死去した元カシオ計算機会長の樫尾俊雄氏の自宅を改装して開設している。2013年より一般公開しており、カシオ計算機の最初の製品である世界初の小型純電気式計算機「14-A」をはじめ、電卓や時計、電子楽器など代表的な発明品を展示している。見学は予約制で、ウェブサイトから行える。

 Apple Watchの発売など、いまスマートウォッチが注目を集めている。カシオは、1974年に世界初のオートカレンダー付き時計「QWO2-10」を発売したのを皮切りに、対戦ゲーム、電話、健康・フィットネス、テレビ・リモコン、放射温度計測機能を備えたものまで、数々の多機能時計を手がけてきた。

 実はこれらの開発の背景には、コンセプトよりも技術が先行してあったのだという。遊び心を持った製品に見えるが、カシオ 取締役 専務執行役員 時計事業部長の増田裕一氏は「本当に真剣にやってきた。遊び心ではなかった」と説明した。今回は、これらの展示の中から代表的な製品を写真で紹介する。

誰でもスマートウォッチが作れるいま、カシオが目指すもの--多機能時計で学んだこと

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