「iOS」の次期バージョンでAppleの「Force Touch」技術がサポートされると報じられたことから、「iPhone」の新しいモデルではその機能が利用できるようになる可能性がある。
9to5 Macは、「iOS 9」にForce Touchが搭載される見込みだと報じた。これは、「iPhone 6s」(この名称になるかどうかは不明だが)にForce Touchディスプレイが搭載されるという5月に入って明らかになったアナリスト予測に続くものである。Appleは、同社の新しいノートブックと「Apple Watch」にForce Touchを既に搭載している。
同システムは、タッチ圧力を登録し、触覚振動と組み合わせることによって、ディスプレイ上で実際のボタン押下をシミュレーションするものである。
ノートブックや手首に巻いたウォッチ上でForce Touchを利用する多くのユーザーは、画面は動かないにもかかわらずボタンを押したように感じる。
9to5 Macの情報筋らによると、Force Touchは、「Apple Maps」、「Calendar」イベントの追加、メディアプレーヤーなど、多数の用途に使用される可能性があるという。画面を強く押すと表示されるコンテキストメニューを追加すれば、オプションボタンを削除したり、Force Touchによってアクセス可能なポップアップメニューに機能を移動させたりすることによって、Appleはひそかにアプリを整理することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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