5月12日~5月18日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Appleに関する注目は、6月8日から開催される開発者会議WWDC 2015に移っている。
Appleはこれまで、iOS内、あるいは連係するデバイスに対して開発者キットを用意してきた。今年のWWDCで今度はどんなキットが披露されるのだろうか。それはすなわち、何がiPhoneと連携し始めるかを表すことになる。
中国市場は、Appleにとって、米国に次いで重要な市場となっている。潜在的には、米国以上に重要性を増す可能性がある。これまではApple製品の組み立てを行う生産国としての重要性だけだったが、消費国としての側面も大きくなってきたからだ。
そんな中国で重要なのは、人々に不満を与えないこと、それを含むあらゆることにセンシティブになっている当局と上手くやること、そして米国や欧州を含むステークホルダーにとって、不都合を起こさないことの3点だろう。
こうしたやや込み入った舵取りの中で、Apple自身の企業理念やゴールを達成していかなければならない。中国での環境問題への取り組みは、どんな効果をもたらすだろうか。
具体的には、製品パッケージに利用するバージンペーパーを生成するための資源確保として森林を運営すること。そして大型の太陽光発電プロジェクトにより、中国国内のオフィスと店舗への電力供給を全てまかなえるようにする計画の2つが発表されている。
アップル、中国での環境保護に関する新しい取り組みを発表(5/12)Apple Watchを装着し始めて、まもなく1カ月が過ぎようとしている。依然として在庫の状況は落ち着いていないが、Apple Watchに関する情報はニュースで配信され続けている。
そんな中、競合のAndroid Wearを擁するGoogleが、ニュース&ウェザーアプリをApple Watchに対応させて話題になった。機能はその他のアプリに比べると取り分けよいわけではない。またアプリの情報の性格上、通信の遅さが気になる。
また、Apple Watchのセキュリティ機能について、iPhoneのように盗難されてもアクティベーションができない機構を備えているわけではなく、盗難品がそのまま他のiPhoneとのペアリングで使用される可能性がある。
グーグル「News & Weather」アプリ、「Apple Watch」に対応(5/13)iPhoneは例年9月に毎年発表・発売され、2年に1度ごとにフルモデルチェンジを受ける。2015年はセカンドモデルが登場することが予測されるが、今回も大幅なアップデートが見込まれているという。
具体的には、Apple Watchに採用され、Macへの搭載も進んでいる、感圧タッチパネル「Force Touch」の対応。例えばこれまで複数の画面内のボタンを使っていたメニュー操作を、「押し込む」という動作によって簡略化することができる可能性がある。
カメラやプロセッサについても、更なる進化が行われる点が指摘されている。また、Apple Watchのように、ゴールドモデルや、サファイヤガラスを搭載したモデルなど、プレミアム版が登場する可能性があるという。
次期「iPhone」、「Force Touch」搭載など大幅アップグレードか–アナリストが予想(5/13)Fortune誌は、Appleのスマートホーム連携プラットホームであるHomeKitに対応した製品のリリースが先送りされたと伝えたが、Appleはこれを否定し、6月には最初の製品が登場することを指摘している。
HomeKitは、2014年6月のWWDCでその存在が明らかにされたが、これまで対応したデバイスのリリースは行われてこなかった。Appleは数カ月前から対応デバイスの認証を行っており、すでにパートナーが何十社も存在していると明かしている。
HomeKit対応のスマートホームデバイスが登場すれば、例えばApple WatchのSiriから、家の施錠や消灯、空調の管理などを声で行うことができるようになる。
アップル、「HomeKit」のリリース先送り報道を否定(5/15)Appleはプロダクトデザインをあまり頻繁に変えない企業だ。デザインを楽しむというよりは、どちらかというと「そうあるべきだった」形を追究し、不変性を求めているように感じる。既にMacBook Airは5年、iMacは6年もの間、モデルチェンジをしていない。毎年何らかの更新が行われるiPhoneも、2年に1度しかデザインの変更は行われない。
それ故に、新しいデザインの製品には、その形はもちろん、新しい用途やテクノロジ的進化を雄弁に伝え広める力を持っている。今回のMacBookもそうだ。おそらくAppleの未来のコンピュータ、あるいはノートブック型コンピュータの完成形として作り込んだということがよく分かる製品だからだ。
分解、新「MacBook」–最厚部13.1mm薄型ノートの内部(5/15)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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