Googleが、「Android Wear」搭載スマートウォッチ向けに独自のソフトウェアを新しくしてリリースしたようだ。「Google Maps」のタッチ操作機能やバッテリを節約するアンビエントスクリーンモードなどを手首から十分に利用できるようになっているという。アップルも米国時間5月19日、最新の「Apple Watch」向けアップデートを公開している。
このアップデートを発見したAndroid Policeは、Maps上でズームインやズームアウトをしたり、地図のボタンをタップして現在地の特定や近くの場所の検索ができると伝えている。こうした機能の一部は小型の画面上では操作しにくいかもしれないが、情報を伝える観点からは、Android Wear上で利用するMapsにとって大きな進歩だ。これまでMapsは、ナビゲーション機能に限定されていた。
Android Centralは、Mapsのモノクロ画面オプションについても述べている。このオプションではフルカラー表示ほどバッテリを消費せず、ナビゲーションを長時間表示させるのに便利だ。
これらの新機能を利用するには、「Android」搭載スマートフォンに最新バージョンのMapsをインストールする(新バージョンは「Google Play」ストアで提供されている)ほかに、「Android Wear 5.1」以降も必要だ。これは、AndroidフォンとAndroid Wearスマートウォッチを連携させるコンパニオンソフトウェアだ。
Google Playストアは、これらの新しいAndroid Wear向けの改良点を明記していない。Android Policeは、Mapsをインストールした後にクラッシュすることもあると報告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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