Appleが、「Apple Watch」用バンドの人気にあやかりたいと考えている開発者向けに、「Creating Bands for Apple Watch」(Apple Watch向けバンドの製作について)というタイトルの新たなウェブサイトを公開した。このサイトには、Apple Watch用バンドの製作にあたってすべきこととしてはならないことをまとめた「Band Design Guidelines for Apple Watch」(Apple Watch向けのバンドデザインガイドライン)と題する、13ページのドキュメントへのリンクが掲載されている。
バンドの開発者は、一定のルールや規則に従わなければならない。バンドおよびバンドとApple Watchを接続する金具は、腐食や横からの力、引っ張り強度に関して一定の負荷試験に合格する必要がある。開発者はまた、Apple Watchの背面にある心拍センサーが常に肌と密着した状態を保つよう配慮しなければならない。Appleはさらに踏み込み、バンドの製造に使用すべき素材の種類についての推奨まで行っている。
このガイドラインのある項目には、バンドは「Apple Watchと肌が接する際に動くことがなく、ユーザーがしっかりとした、なおかつ快適な着け心地が確保できるように調整できる性能」が必要だとする記述もある。Boy Genius Reportなどの報告によれば、Apple Watchユーザーの中には、皮膚のかぶれを訴えている人たちがいるようだ。Appleでは、Apple Watchで使われている素材に対して敏感な皮膚反応を示す可能性があるユーザー向けのガイドを公開し、皮膚のかぶれが起こりうる原因や、Apple Watchの装着および手入れ方法を説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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