ソニーは「Xperia C4」でユーザーの虚栄心に訴えようとしている。この5.5インチの新型「Android」スマートフォンは、LEDフラッシュと完璧な自撮り写真の撮影を支援する多彩なシーンモードモードを備えた5メガピクセル前面カメラを搭載する。
C4は、フルHD解像度のディスプレイと「Android Lollipop」、64ビットのオクタコアプロセッサ、4G LTE接続機能を備える。
ソニーによると、C4は「さまざまな市場」で6月初めより販売が開始される予定で、デュアルSIMモデルとシングルSIMモデルが用意されるという。ただし、本稿執筆時点で、具体的な発売日や実際の価格は発表されていない。
ソニーはC4を究極の自撮りスマートフォンとして強固に位置づけている。そして、スペックを見る限り、C4は実際に自撮り好きなユーザー向けの機能を多数備えている。5メガピクセルの解像度は特に印象的ではないが、本体前面にLEDフラッシュを搭載するスマートフォンは現時点ではそれほど多くない。
C4は25mmの広角レンズを備えるので、より広い範囲を撮影することが可能だ。
ソニーは前面カメラにHDRモードを搭載したほか、暗所での自撮り撮影に最適な設定を選択する自動モードにも改善を施した。ソフトウェアには、ほかにもいくつかの修正が施されている。例えば、自分の顔を他人と交換できるモード(この機能は「HTC Desire EYE」にも搭載されている)や「Vampire」モード、「Mystery」モードなどが追加された。本体背面には、13メガピクセルのカメラを備える。
C4のデザインは、ソニーがこれまでに生み出した最も美しいデザインには見えないが、機能的ではある。背面は質素で、いつものように中央にソニーのロゴが印字されている。四隅は丸みを帯びており、カラーはホワイト、ブラック、ミントグリーンの3色が用意される。サイズは高さ150mm、幅77mmだ。
スクリーンはフルHD(1920×1080ピクセル)解像度で、ソニーによると、同社のテレビと同じ「BRAVIA」テクノロジが使用されているという。
C4のバッテリ容量は2600mAhで、最大8時間の動画ストリーミングが可能なようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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