Microsoftは、「Office 2016」の「Windows」デスクトップ向けスイートのテストビルドを一般向けにリリースした。
新しいOffice 2016のパブリックプレビューは、2回目のパブリックテスト版となり、米国時間5月4日よりダウンロード提供されている。最初のプレビューは3月、ITプロフェッショナルや開発者向けに公開されている。新しいパブリックプレビューは、ホームユーザーの場合、「Office 365」サブスクリプション利用者とともに他のOfficeユーザーも入手できる。エンタープライズ顧客の場合、「Office 365 ProPlus」サブスクリプションを利用する管理者は自身の組織に提供できる。
Office 2016は、Windows 7、Windows 8、Windows 10を搭載するデスクトップPC、ノートPC、タブレットで動作する。新プレビューを使用する場合、「Office 2013」をアンインストールする必要がある。両バージョンを共に利用することはできない。Microsoftは、正式リリースの前後にかかわらず、パブリックプレビューを定期的にアップデートする予定だ。
Office 2016のWindowsデスクトップ向けスイートは2015年秋に登場すると、Microsoftの関係者は繰り返し述べている。
Microsoftはさらに、Windows 10デバイス向けの主要なOfficeアプリ(「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」「Outlook」)のタッチファースト/Universal版についても準備中であり、「Windows Store」よりダウンロード提供される予定だ。Windows 10向けのこれらタッチファーストモバイルアプリの次期バージョンは、今週中にテスター向けにリリースされる予定。
Microsoftは、Office 2016へのクラウドコネクティビティの改善を主要なセールスポイントの1つとして強調している。新しいOffice 2016スイートには複数の改善が施される予定で、ドキュメントの共同編集機能(プレビューでは利用不可)や、ナビゲーションサポートの新機能「Tell Me」のほか、「Power BI」との連携機能、ロックダウンや権限管理機能の強化などが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」