Appleが米国時間4月28日に更新した「App Storeでの配布」ページによると、「iOS 8」の普及率は81%に達したという。具体的にいうと、この数字は27日にAppleの「App Store」にアクセスしたすべての「iOS」搭載デバイス中の割合を示している。
iOS 8は2014年9月のリリース当初、技術的問題のために何度かアップデートを重ねる必要があったことがマイナス要因となって普及が遅れた。しかし、最近のバージョンは概ね安定してきており、初期バージョンより多くの機能を提供している。Appleの統計には、iOS 8にアップグレードしたデバイスと最新のiOS搭載デバイスの両方が含まれているため、同社が27日に報告した「iPhone」の販売台数6117万台が普及率の押し上げに寄与したのは間違いない。
81%という普及率は、Appleが2週間前に報告した79%や3月に記録した77%という数字に比べて、徐々にではあるが継続的にiOS 8の導入が進んでいることを明らかにするものだ。モバイル関連の分析を手がけるMixpanelによると、4月27日の時点でiOS 8の普及率は83.6%だった。同様の分析を提供するFiksuのデータはこれよりわずかに低く、79.3%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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