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ユニクロ、ユーザー独自デザインTシャツの販売サービス

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さまざまにデザインできる
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さまざまにデザインできる

 ユニクロは4月28日、オリジナルTシャツを制作できるサービス「UTme!」で、他のユーザーがデザインしたTシャツを購入したり、自分が作ったTシャツを販売できたりする新サービスの提供を開始した。デザインの自由度を広げるためのさまざまなコンテンツを拡充するという。

 UTme!は2014年5月に開始。スマートフォンやタブレット端末で誰でも世界に1枚のオリジナルデザインTシャツを作れるサービス。スタンプやペイント、タイポグラフィー、写真の4つの方法で好きなグラフィックを制作できる。

 好きな“エフェクト”を選んでスマホを振ると、それにあわせてグラフィックが変化するといった楽しみ方ができる。気に入ったデザインが完成したら、そのままTシャツを注文できるという仕組みだ。Tシャツは1枚1990円で購入でき、完成したデザインはSNSでシェアできる。

 今回、新たに提供するのは、独自にデザインしたTシャツやトートバッグを売買できる「UTme!マーケット」。ここに出品した商品を他のユーザーが購入すると、1枚につき300円がデザイン料として出品者に支払われる。

 お気に入りのTシャツや出品者をフォローする機能も提供する。人気があるデザインは人気ランキングとして公開。デザイナーの情報発信の場にもなるという。

松沼礼氏
グローバルマーケティング部リーダー 松沼礼氏

 「UTme!マーケットでは、定期的にキャンペーンを実施する予定であり、『日本一ダサいTシャツはどれだ?』『Tシャツで笑いをとれ!』『おらが村の自慢はこれだ!』などの企画も想定できる。地域の活性化にもつなげることもできるだろう」(グローバルマーケティング部リーダーの松沼礼氏)などとした。

 これまでの男性向けと子ども向けに加えて、新たに女性向けを選択できるようになったほか、ボディカラーは、ホワイトに加えて、新たにブラックとネイビーを選択できるようになった。

 エフェクト機能として、SPLASH、GLITCH、MOSAICに加えて、EARLY MODRENとCOLLAGEと呼ぶ2種類の“MoMAエフェクト”が利用できるようになる。MoMAエフェクトは、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)と共同で開発した、誰でも気軽にアーティストのように加工できるというエフェクト。俳優の田辺誠一さんがデザインしたキャラクター「かっこいい犬。もっちー」とコカ・コーラのスタンプも提供する。

 UTme!マーケットのサービス開始にあわせて、陣内智則さんをはじめとするお笑い芸人がデザインした「よしもとコラボリレーションモデル」を3デザイン、女性誌「non-no」のモデルによる「non-noコラボレーションモデル」を10デザイン、「もっちー」モデルを11デザイン、それぞれ用意する。

 松沼氏は「UTme!は、UTで提供してきた選べる喜びから、新たに作る喜び、それを贈る喜びを提供するものになる。愛犬をデザインしたり、グループを盛り上げるために活用したりといった人が多い。ユニクロでも、ニューヨークの五番街店では、このサービスを利用してアートを身近に感じてもらうといった取り組みも行ってきた。ライフシーンに彩りを与えるサービスであり、デジタルを活用した自分を表現する場にもなる」と意義を説明した。

 「UTという個性を表現するブランドでさらに自分の個性を表現しやすくなり、それを発信する場にもなるのがUTme!マーケットである。新たなクリエイターを発掘できる場や気付きを与える場になることも期待している。購入者にとっては、無数に広がるデザインを選べるサービスになる」(松沼氏)

中村勇吾氏
UTme!クリエイティブディレクター 中村勇吾氏

 UTme!クリエイティブディレクターの中村勇吾氏は「UTのUは、ユニクロのTシャツという意味であるとともに、あなたのTシャツであり、Tシャツは自分を表現するメディアであるという意味がある。このサービスは、そうした意図から企画したもの。デザイナーが時間をかけて制作するのではなく、子どもでも気軽にデザインできるような環境を実現したいと考えていた。UTme!では、5分程度でデザインでき、しかも、それを出品できる。Tシャツのデザインを通じて、新たなコミュニティが形成されることも期待したい」とした。

 昨年5月のサービス開始時点では、ユーザーがデザインした発注したTシャツが著作権侵害などの問題で注文がキャンセルされる事態が発生したが、今回のUTme!マーケットの出品についても、「第三者の権利を侵害しないこと、誹謗中傷、公序良俗に反していないことなどを審査し、検閲をかけている」(松沼氏)とした。

 デザインしたTシャツの税別価格は、男性向け(XS~XL)と女性向け(S~XL)のホワイトの価格が1990円、ブラックとネイビーが2990円、子ども向け(110~150cm)はホワイトが1790円、ブラックとネイビーが2790円。トートバッグはオフホワイトのカラーのみを用意し、2490円。いずれも送料別。最短で翌日発送が可能だという。

 他者がデザインした商品をUTme!マーケットで購入する場合には、300円の価格が上乗せされる。4月28日~5月11日の期間限定でUTme!で購入した商品全品を200円引きで購入できるキャンペーンも展開する。

 会見には、特別ゲストとしてお笑い芸人の陣内智則さんともっちーが登場。トークセッションでは、陣内さんがわずか15秒で書いた犬の絵をUTme!を使ってデザインしたTシャツを公開した。

 陣内さんは「絵はコンプレックスだったが、短時間でおしゃれなデザインになった。何作品も書いて、キャラクーで儲けて田辺誠一さんみたいになりたい。1万枚売れたら300万円。それだけ入ったら、ユニクロの商品をたくさん買いたいので、ぜひ私の作品を目立つように押してほしい」などとコメント。もっちーは「UTme!のサービスを使って普段伝えられないメッセージをTシャツで伝えることもできる。もっちーのTシャツをたくさんの人に着てほしい。300万円入ったら、自分の素材をエアリズムにしたい」などとした。

 会見では「おかん、ありがとうUTme!」をテーマに陣内さんが書いた絵をもとにエフェクト機能を施してデザインする様子を実演した。

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