韓国のエレクトロニクス大手、サムスン電子は現地時間4月7日、四半期利益が再び減少するとの見通しを発表した。同社は、中核であるスマートフォン事業で厳しい競争に取り組み続けている。
サムスンの見通しによると、2015会計年度第1四半期(3月31日締め)の営業利益は5兆9000億ウォン(54億ドル)と、前年同期比で30%の減少、前四半期比でほぼ横ばいになるという。同社はまた、第1四半期の売上高は前年同期比12%減の47兆ウォン(432億ドル)になると予測している。
4月末の正式な決算報告に先立って発表された同社の利益見通しは、Bloombergがまとめたアナリスト予想の平均である5兆5000億ウォンを上回っている。
サムスンは前四半期の決算報告でも期待外れだった。同社の2014年第4四半期決算では、営業利益が36%減少した。また、全世界でのスマートフォン販売台数でもAppleに首位を奪われた。サムスンは、4月10日に発売を予定している、金属筐体を採用した新しいフラッグシップ携帯「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」の販売によって、以降の四半期業績が好転することを期待している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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