LG Displayによると、Appleは「iMac」のアップデートに取り組んでおり、その解像度をさらに高くしようとしているという。LG Displayは先週公開していたブログの投稿で、ディスプレイ技術の未来について述べ、8Kとして知られる「超高解像度」フォーマットが次なる目玉になるとしていた。
その投稿の中に目を引く次の1文があった。「Appleも2015年中に超高解像度ディスプレイを搭載する『iMac 8K』をリリースすると発表している」という箇所だ。
Appleはそのような製品を発表していない。Appleは、独自のスケジュールに従って独自に発表を行うことを好み、ベンダーらには最大限の秘密保持契約を結ぶことを求める。Appleが8K搭載iMacに取り組んでいるとすれば、LG Displayは苦しい状況に陥る可能性がある。
ディスプレイ解像度の未来は、究極的には8KにあるとLG Displayは述べている。同社によると、7680×4320というその解像度は、人間の目が認識可能な最高解像度であるという。LG Displayは2015年1月に開催されたCESで、98インチの8Kディスプレイを披露した。
それでも、ユーザーが5Kまたは8Kの効果を最大限に活用するには、それに対応するコンテンツが必要となる。
Appleが本当に8Kディスプレイに取り組んでいるとすれば、LG Displayはそれを知る立場にある可能性がある。iFixitによると、iMacの5Kディスプレイを製造したのはLG Displayであるという。LG Displayが、5K搭載iMacをアップデートするための8Kディスプレイに取り組んでいる可能性はあり、それをうっかり漏らしてしまったことが考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス