ゼンリンデータコムは3月27日、ソニーの透過式メガネ型端末「SmartEyeglass Developer Edition」向けに、ナビアプリ「いつもNAVI for SmartEyeglass β」をリリースしたと発表した。
いつもNAVI for SmartEyeglass βは、SmartEyeglass Developer EditionとAndroid端末をペアリングすることで利用できる専用アプリ。AR表示で徒歩ナビゲーションを実現し、設定した目的地の方角を光で照らすことで導く。
コンビニや駅などの周辺施設を検索するほか、音声入力によるフリーワード検索も実現。視線を向けた方角にある施設への距離や関連情報をAR表示するという。
対応言語は日本語と英語。利用は国内のみになり、海外やGPSの取得が難しい屋内においては、設定メニューの中で特定の地点を選択することで疑似的にアプリを体験できるとしている。
SmartEyeglassは、両眼透過式メガネ型ディスプレイとコントローラで構成され、スマートフォンとBluetoothまたはWi-Fi接続することで、目の前にある風景に重ねて情報を見られるメガネ型端末。ソニーが2014年9月に開発発表し、開発者向けモデルを3月末に発売することを表明していた。専用ページから税別価格10万円で購入できる。
ゼンリンデータコムでは、開発発表時においても「NAVI for SmartEyeglass」のデモンストレーションを実施していた。
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