次の大規模なAppleイベントの幕が閉じようとしているところを想像してほしい。ボタンダウンシャツの裾をズボンから出したTim Cook氏が壇上に戻ってきた。手には、白色のコントローラを握っている。観衆は沈黙する。Cook氏が「最後にもう1つ(One more thing)」と言うと、ブーンと音を立てるガジェットが劇場の後方から現れて、観衆の頭上を飛ぶ。「Apple Drone」を紹介しよう。
Apple Droneは現実のものではない。グラフィックデザイナーのEric Huismann氏が創造したコンセプトだ。Huismann氏は飾り気がなく、洗練されたクアドロコプターをデザインした。曲線、白色と黒色のカラースキームはAppleの製品美学と調和する。有名なAppleロゴは、機体の中心に描かれている。
Huismann氏がJony Ive氏を意識してデザインしたドローンは、脚の部分に4台の「iSight」カメラを備える。これらのカメラは4K動画を記録することが可能で、動画手ぶれ補正機能によって、驚くほど美しい映画品質の映像を上空から撮影する。同氏は、すべてのカメラを同時に使用するパノラマモードも搭載した。
Huismann氏の想像の世界では、Apple DroneはHD動画をリアルタイムにユーザーのAppleデバイスにストリームする。ハンドヘルドコントローラに「iPhone」や「iPad」を直接マウントすることも可能だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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