Googleに対抗する「Android」ベースのOSを開発しているソフトウェアメーカーCyanogenが、著名な企業や出資者から巨額の資金を調達した。
Cyanogenは米国時間3月23日、ベンチャーキャピタル会社Premji Investが主導したシリーズC投資ラウンドで8000万ドルを調達したと発表した。同ラウンドには、Twitterの民間投資部門Twitter VenturesとQualcomm、さらにはメディア界の大物Rupert Murdoch氏が参加した。Cyanogenが2009年から調達してきた資金総額は1億1000万ドルにのぼる。
GoogleのAndroidプラットフォームはモバイルOSで支配的な地位を占めているが、Cyanogenはそれを変えようとしている。Cyanogen独自のモバイルOS「Cyanogen OS」は、全面的にAndroidをベースにしたものだ。しかし、同社はAndroidを完全にオープン化し、ユーザーがプラットフォームの使用体験をカスタマイズできるようにしている。またCyanogen OSは、Googleが提供する標準的なAndroidビルドでは必須となっている、Googleの組み込み型サービスを搭載していない。
GoogleのAndroidは技術的にはオープンソースのため、コミュニティーはコードにアクセスできる。しかし、GoogleはハードウェアメーカーにはOSの大部分を公開していない。そのためサムスンやHTCなどのメーカーが、同一バージョンのAndroidを搭載した競合製品と異なるルック&フィールをもたせるためには、OSにスキンを追加しなくてはならない。一方、Cyanogenはすべてのソースコードを公開し、ハードウェアメーカーや開発者が完全にカスタマイズされたAndroid体験を作り出せるようにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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