Instagramは、他のコラージュアプリをすべて不要にしようとしている。同社は米国時間3月23日、「iOS」向けのスタンドアロンアプリ「Layout」を発表した(「Android」もまもなく提供予定)。Layoutは、コラージュ写真を作成してInstagramやFacebookに共有することができるアプリだ。InstagramまたはFacebookのアカウントがなくてもこのアプリを使用することができる。
写真を中心とするFacebook傘下のソーシャルネットワークであるInstagramにおいて、コラージュ写真は既に多数投稿されているが、それを作成するには「Diptic」や「Photo Grid」といった外部アプリが必要だった。Instagramは、今回提供するLayoutによって、このようなアプリを排除しようと考えている。これまでのところ、Layoutアプリは、すっきりとしたデザインとシンプルな操作で、第一印象は良い。またこのアプリは、他のコラージュアプリのように写真の間に枠を作成しないため、よりモダンな感じのコラージュを作成することができる。
Layoutの内部で、保存されているすべての写真に加えて、最近の写真と顔という2つのカテゴリの写真を表示することができる。顔のカテゴリでは、人の写真だけが表示される。顔が写っている写真を抽出できるのはかなり素晴らしいが、必ずしも完璧に抽出できるわけではない(ペットの写真が一部表示されるのを、筆者は確認した)。
コラージュを作成するための写真を最大9枚選択する。写真を選択すると、提供されている10通りのコラージュオプションで写真が自動的に並べられる。そこから好きなレイアウトを選択して、必要に応じて微調整を加えることができる。
写真を別の場所に移動させたり、各写真の端をドラッグして形やサイズを変更したり、写真をフレーム内で動かして好きな部分がその中に表示されるようにしたりすることができる。写真の上下や左右を反転させてさまざまな効果を出すことも可能だ。満足するコラージュが作成できたら、共有したり、端末に保存したりすることができる。
Layoutは、タイムラプス動画を撮影する「Hyperlapse」に続いて、Instagramが提供する2つめのスタンドアロンアプリである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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