Appleの次期12インチ「MacBook」で最も話題になっている新機能の1つは、新しいタッチパッドだ。Appleは自社のタッチパッドをトラックパッドと呼ぶ。今回の新タイプは「Force Touch」トラックパッドだ。ほとんどのノートPCでは、ヒンジを取り付けて下方向にクリックする従来型のデザインが採用されているが、Force Touchはそれとは異なる新たなアプローチである。
Force Touchトラックパッドは、新しいMacBookの発売日である米国時間4月10日まで待たなくても試すことができる。既に販売中のMacBookモデルの1つ、13インチ「MacBook Pro with Retina display」に搭載されているからだ。このアップデートされたばかりのモデルは、新しい第5世代のIntel「Core i」シリーズプロセッサや、高速化された内部フラッシュメモリも備える。
われわれは先ごろ、新しい13インチMacBook Proモデルを1台受け取り、その日の午前中を使ってForce Touchトラックパッドを試用し、従来型トラックパッドの複数のユーザーとともにテストを実施した。
Force Touchトラックパッドでは上部のヒンジが廃止されている。従来のデザインだと、パッドのガラス表面を物理的に押し下げる必要があり、多くの場合、操作を適切に認識させるためには、パッドの下半分のどこかを押さなければならなかった。Force Touchトラックパッドでは、ヒンジに代わって4つのセンサがパッドの下の四隅に配置されている。「ダイビングボード(飛び込み台)」と呼ばれることもある従来のデザインが、シンプルで平らな表面のデザインに置き換えられた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果