LGエレクトロニクスジャパンは3月18日、曲面型の「34UC87M-B/29UC97M-S」と、視認性の向上や低遅延を実現したゲーマー向けモデル「34UM67-P/29UM67-P」を発表した。いずれも21対9のウルトラワイドモニタを採用し、索敵力をアップするほか、攻略サイトやSNSウインドウなどを一画面に表示できる画面の横幅をいかし、ゲーム用途に最適としている。4月上旬から順次発売する。
曲面型モニタは34インチの34UC87M-Bと29インチの29UC97M-Sの2モデルをラインアップ。LGエレクトロニクスジャパンでは、2014年10月に、21対9のウルトラワイド画面を採用した曲面型モニタ「34UC97-S」を発売している。
34インチは3440×1440ピクセル、29インチは2560×1080ピクセルの最大解像度を持ち、表示色は29インチが約1677万色、34インチが10,7億色。両サイドを内側に向かってカーブさせた曲面型パネルとあいまって、今までにない臨場感を得られるという。
本体には7W+7WのスピーカとWaves Audio製のPCサウンドツール「MAXXAUDIO」を採用。入力端子はDisplayPort1系統、HDMI2系統、USB1系統のほか、Thunderbolt2系統を装備する。想定税別価格は34インチモデルが14万3000円前後、29インチモデルが9万円前後になる。
ゲーマー向けモデルは34インチの34UM67-Pと29インチの29UM67-Pの2モデルをラインアップ。ウルトラワイドモデル初のゲーム用モニタになる。
ゲームのフレームレートとモニタのリフレッシュレートを同期するAMDの「FreeSync Technology」を搭載し、スムーズな画面表示を実現。フレームの遅延を最低限に抑える「DAS(Dynamic Action Sync)」モードや、画面の暗い部分を感知し、明るく表示することで視認性を向上する「Black Stabilizer」など、ゲーム向けの機能を備える。
本体には、FSPモードを2つ、RTSモードを1つ、計3つのプリセットモードを用意。さらにゲームに合わせて設定したゲーミングモードを3つまで保存することが可能だ。
両機種ともに解像度は2560×1080ピクセルで、表示色は約1677万色。想定税別価格は34インチが9万円前後、29インチが5万6000円前後になる。
あわせて、非表示エリアわずか5.6mmの「New CINEMA SCREEN」を採用した16対9モデル「MP77HM」シリーズも発売する。27インチの「27MP77HM-P」と24インチの「24MP77HM-P」の2サイズを用意し、いずれも従来の狭額縁「CINEMA SCREEN」の約半分の薄さを実現。シルバーの筺体とクリアなスタンドを組み合わせることで、宙に浮いているようなデザインになっている。
低解像度の映像をアップコンバートして表示する「SUPER+Resolution(超解像)」技術も備え、ナチュラルでクリアな映像を再現できるとしている。
最大解像度は1920×1080ピクセル。表示色は約1677万色になる。想定税別価格は27インチモデルが4万3000円前後、24インチモデルが3万円前後になる。
すべての機種で、パネルには高開口率のAH-IPSパネルを採用。ライトそのものの電流量を調整してフリッカーを抑える「DC調光方式」や、ブルーライトを約83%低減する「ブルーライト低減モード」など、目に優しい機能も搭載している。
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