LG Electronicsは2月24日、韓国・ソウルにおいてグローバル向け2015年のテレビラインアップを披露。あわせて有機ELと4Kテレビの2つのプレミアムテレビで市場拡大を目指す「デュアルプレミアム戦略」も発表した。
今回は、曲面型とフラット画面の55、65、77インチモデルなどの有機ELテレビを発表。加えて有機ELディスプレイ技術の大きなメリットを総括した「ABCDコンセプト」を紹介した。
ABCDコンセプトとは、角度(Angle:A)、黒(Black:B)、色(Color:C)、デザイン(Design:D)の4つで、斜めからも美しい画質が見られるほか、パーフェクトブラック、パーフェクトカラー、無限のコントラスト比を持つ画質が保証されていること、LGのアートスリムデザイン哲学により全体をシンプルでクリーンなスリムテレビを実現していることなどを挙げた。
LG Electronicsでは、有機ELテレビでプレミアムテレビを牽引する地位を確保する一方、超高精細4Kテレビのさらなる需要を創出するため、プレミアムテレビ購入層を増やし、プレミアムテレビの市場自体の拡大を目指すとしている。
なお、有機ELテレビは韓国において5モデルから10モデルへとラインアップを増加させるとのこと。海外市場向けには3月下旬から順次製品を販売していく予定だ。
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