中国のEコマース大手Alibabaが、閲覧後短時間で消失するエフェメラルメッセージを手がける新興企業Snapchatに投資したことを情報筋が米国時間3月11日に確認した。これによりSnapchatの評価額は150億ドルになる可能性があるという。
この件に詳しい情報筋によると、Alibabaはロサンゼルスを拠点とするSnapchatに2億ドルを投資した。これによりSnapchatは評価額でベンチャーキャピタルの支援を受けた新興企業のトップ3に入る。上位にいるのはスマートフォンメーカーのXiaomi、配車サービスのUberで、Snapchatはそれに続き、ソフトウェアとサービスのPalantirと並んで第3位だ。
Snapchatへの資金注入はこの6カ月あまりで2度目、2013年以降で5度目となる。Snapchatが2013年にFacebookからの30億ドルの買収提案を退けたのは有名な話だ。Snapchatの評価額はこの1年で急上昇したが、これはベンチャーキャピタル投資会社Kleiner Perkins Caufield & Byersから調達した2000万ドルによるところが大きい。Snapchatはこの資金調達などにより評価額が100億ドルになった。
AlibabaとSnapchatの関係者にコメントを求めたが、まだ回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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