サンフランシスコ発--一部の「Mac」コンピュータに、Intelの最新世代プロセッサが搭載される予定だ。Appleが米国時間3月9日にサンフランシスコで開催した報道陣向けイベントで明らかにした。
4月10日に発売される全く新しい12インチの「MacBook」に加えて、11インチと13インチの「MacBook Air」も、新しいプロセッサ、「Thunderbolt 2」ポート、「Intel HD Graphics 6000」の搭載によってアップグレードされた。「Broadwell」という開発コード名で呼ばれることの多いこれらのプロセッサは、Intelが提供する第5世代の「Core i」シリーズチップである。13インチのMacBook Airは、内蔵フラッシュメモリも高速になっている。
「MacBook Pro」シリーズもアップデートされる。Retinaディスプレイが既に搭載されている13インチのMacBook Proには、新しい「Force Touch」トラックパッド、さらに高速なIntelのBroadwellプロセッサ、そして高速なフラッシュメモリが搭載される。
Appleによると、MacBook Proはバッテリ持続時間もさらに1時間長くなっているという。おそらくは、「Intel Iris Graphics 6100」を搭載する新しいIntel CPUのおかげだ。Intelの現行のBroadwellチップは、多数のノートPCやデスクトップPCに一般的に搭載されているメインストリームの「Core i3」「Core i5」「Core i7」プロセッサと、省電力モバイル製品向けの「Core M」シリーズという2種類に分類される。アップデートされた各種モデルは、既に出荷が開始されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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