LINEは2月25日、無料通話・メッセージアプリ「LINE」内で提供するタクシー配車サービス「LINE TAXI(ライン タクシー)」のエリアを22都道府県に拡大したことを発表した。今後は、北海道や東北、関西、九州などでも利用できるようになる。
ユーザーは、スマートフォンのGPS機能や建物名などから乗車位置を指定するだけで、タクシーを呼ぶことができる。配車までの待ち時間の目安がLINE TAXI内の地図上に表示されるため、到着までのおおよその時間を把握可能だ。料金はLINEのモバイル決済サービス「LINE Pay」で支払える。なお、乗車料金のほかに、各タクシー会社の定める配車料金がかかる。
1月6日に東京版(23区内・三鷹市・武蔵野市)の提供を開始したところ、2回以上サービスを利用したユーザーは全体の34%、また3回以上利用したユーザーは15%を超えるという。今回のエリア拡大により、タクシーの通行量が少なく配車依頼率が高い地方都市などでも手軽にタクシーを呼べるようになるとしている。
日本交通との提携により、東京版でサービス対象となっていた約3340台の車両に加え、全国で日本交通が提携するタクシー事業者129グループが保有する合計約2万3000台が順次対象となる予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」