英政府機関の書類によると、Appleは小規模なオーディオ開発企業Camel Audioをひそかに買収した可能性がある。
英国の企業登記局であるCompanies Houseが現地時間2月24日に公開したCamel Audioの新住所は、Appleの英国本社の住所と一致している。加えて、Camel Audioの取締役がHeather Joy Morrison氏に変更されている。Morrison氏は、自身の「LinkedIn」ページによると、Appleの「iTunes」プラットフォームの欧州担当シニアカウンセルを務めているという。
MacRumorsは、Companies Houseを通じてCamel Audioの文書に加えられた変更を引用して、この件を報じていた。
英国を本拠とするCamel Audioは、「Alchemy」を含むバーチャルシンセサイザーとサウンドエフェクトのソフトウェア群を提供している。
Camel Audioは2015年1月、ショップを閉鎖すると唐突に発表し、ウェブサイトをサポートページにリダイレクトした。同社は1月に出した声明で閉鎖の理由を明らかにしなかったが、顧客に向けて「(バーチャルな)楽器類、エフェクトのプラグイン、サウンドライブラリを開発する取り組みにおいて、当社が長年にわたり受けてきた支援」に謝意を述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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