Appleは2015年3月第2週より「Concierge」(コンシェルジュ)を提供開始すると、9to5Macが同社の計画に詳しいとする人々の話として報じている。Conciergeは、製品の問題を抱えて同社の店舗を訪れる顧客が、店内サービスエリア「Genius Bar」を予約するための新しい方法だという。
これまでとの大きな変更点は、Genius Barの予約が先着順ではなくなることだ。代わりにAppleの従業員は、顧客から問題を受け付けると、それをアップデートされた「iPad」アプリケーションに入力する。その後アプリは、情報をアルゴリズムに入力し、すでにGenius Barで受け付けた他の問題に基づいて推定待機時間を出力する。問題が大きいほど、Genius Barの優先順位リストでは上位に設定される。
9to5Macによると、Conciergeの生みの親は、Appleで小売担当シニアバイスプレジデントを務めるAngela Ahrendts氏だという。同氏は、ファッションブランドのBurberryで最高経営責任者(CEO)を務めた後、2014年にAppleでの同職を引き継いだ。
9to5Macの情報筋によると、この新しいシステムはレストランの予約のような役割を担うという。iPadアプリケーションによって問題の優先順位が決まると、顧客は電話番号を提供するよう求められる。その後、顧客の元には第1のテキストメッセージが送られるが、そこには依頼が受理された旨と、おおよその待ち時間が記載される。第2のテキストメッセージではApple Storeに戻るようユーザーに要請し、第3のテキストメッセージでは担当技術者の場所が通知される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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