カラー画面を搭載し、マイクも装備されている。しかし、それでいて控えめだ。筆者はPebbleの最新スマートウォッチ「Pebble Time」をじっと見つめてこう思った。これはほとんどカワイイの域に達している。
米国時間2月24日に発表されたPebble Timeは、Googleのソフトウェア「Android Wear」を搭載するスマートウォッチや「Apple Watch」のように、全力を出し切った感あふれる製品ではない。多くの面において初代「Pebble」に回帰しており、シンプルでプラスチックっぽい、ほとんど玩具のようなデザインだ。
Pebble TimeはこれまでのPebbleから大きくは飛躍していない。既に提供されている6500ものPebbleアプリと盤面との下位互換性が維持されている。違いはほとんどソフトウェアにあり、ハードウェア上の変更点は少ない。
他のPebbleと同様に、Pebble Timeはバッテリが7日間持続することを目標とし、装着したままの水泳やシャワーに対応しており、物理的なボタンが付いている。ただし、Pebble Timeにはカラー電子ペーパーディスプレイが搭載されている。このディスプレイは、Qualcommの「Mirasol」画面よりもリフレッシュレートが高く、30fpsのアニメーションに対応する。通常の光の下で見やすいように設計されているが、バックライトも装備されている。
20%薄くなった本体(厚さ9.5mm)は、写真ではまだ分厚く見えるが、やや曲線状のボディとステンレススチール製のベゼルに「Gorilla Glass」で覆われたディスプレイを装備しており、よりハイエンドの「Pebble Steel」に似た雰囲気もある。しかし、その外観は格段に親しみやすい、というか、玩具に近い。
Pebble Timeはまず、赤、白、黒の3色で発売される予定。ストラップは標準的な22mmであるため取り替えが可能で、新しいピンによって取り外しが容易になっている。
Pebble Timeは、Pebbleを早く使いたいと考えるユーザーを対象に、Kickstarterで予約注文が開始された。価格は159ドルで、5月までに入手できる。その後Pebble Timeの小売価格は179ドルとなり、続いてPebble Steelと同価格の199ドルになる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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