検索サービスのGoogleは、同社のブログプラットフォーム「Blogger」において、約1カ月後からアダルトコンテンツへのアクセスを大幅に制限すると発表した。
Googleは米国時間2月23日、露骨な性描写やヌードを扱った画像および動画のあるブログを3月23日から限定公開にすると発表した。Googleによると、コンテンツが削除されることはないが、ブログの所有者、ブログの管理者、および所有者が明示的にブログを共有しているユーザーのみが該当コンテンツを閲覧できるようになるという。
Bloggerは1999年に登場し、ブログ投稿サービスの先駆けとして支持を集めた。さまざまな話題を扱うブログが忠実なファンを獲得したのち、2003年には親会社のPyra LabsがGoogleに買収された(買収額は未公開)。Bloggerのコンテンツは、大部分が平均的なウェブ利用者には比較的安全なものにとどまっているものの、相当な数のブロガーがヌードや露骨な性描写を同サービス上に投稿している。
Googleは従来、Bloggerのユーザー生成コンテンツは性的行為を描いた画像や動画を含めて「表現の自由」にあたると主張してきたが、今回の措置は重大な方針変更となる。Googleはこれまで、投稿に露骨な性描写がある場合、コンテンツの削除よりも、ブログを「アダルト」に指定することで対処していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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