ソニーは、ローエンドの3Gスマートフォン「Xperia E4」をわずか2週間ほど前に発表した。われわれの最大の不満はE4が4Gをサポートしていないことだったが、ソニーは「Xperia E4g」でその不満に対応した。
E4gはE4の基本的なスペックに4G LTEを追加してインターネット接続の高速化を実現したほか、E4の優れたバッテリ持続時間も踏襲している。E4gのバッテリはフル充電後2日間持続し、設定を調整すれば最大で1週間持続する、とソニーは約束している。
E4gは129ユーロという非常にお手頃な価格で4月に発売される予定だ。E4gの発売国とそれぞれの地域での販売価格については、まだ確認が取れていない。
ブラックのほか、ホワイトバージョンも発売される。
E4gは解像度960×540ピクセルの4.7インチスクリーン(234ppi)を搭載する。スクリーンはそれほど精細ではなく、動画視聴やゲームプレイ、写真やウェブサイト閲覧の際の解像度は決して高くない。
E4gを動かすのは、かなり控え目な1.5GHzの「MediaTek MT6732」クアッドコアプロセッサで、わずか1GバイトのRAMがそれを支える。カメラは5メガピクセルで、1080pのHD動画撮影機能を備える。前面には、ビデオ通話用の2メガピクセルカメラを搭載する。
内蔵ストレージは8Gバイトだ。ソニーによると、その一部はE4gのソフトウェアに占有されているので、映画や音楽、アプリ、写真の保存用に使用できる容量は4.8Gバイトだという。メモリカードを装着して、32Gバイトの容量を追加することも可能だ。
E4gはBluetooth 4.1とNFCに対応しており、ヘッドセット、ヘッドホンからスマートウォッチ、スピーカまで、ほかのさまざまなデバイスとワイヤレスでペアリングすることができる。
並外れた2日間のバッテリ持続時間を実現するのは、2300mAhのバッテリだ。バッテリ持続時間をさらに延ばしたければ、1回のクリックで「Battery STAMINA Mode」を有効化し、バッテリを大量に消費する機能を停止することもできる。「Ultra STAMINA Mode」はE4gの最も基本的な機能以外のすべてを停止して、バッテリ持続時間を最大1週間まで延長する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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