スマートフォン時代の“中心”のないポータルを目指す「Syn.(シンドット)」構想を推進する連合体「Syn.alliance」に、新たにカカクコムが参画した。2月18日より順次、カカクコムグループ各社が提供する「食べログ」「レシぽん」「映画.com」「フォートラベル」の4サービスに共通サイドメニュー「Syn.menu」が設けられる
また2月25日より、はてなが提供するブログサービス「はてなダイアリー」が新たに追加される。これにより、Syn.allianceは、グルメや旅行、ブログなど、全20のサービス、月間利用者数1億人を超える連合体になるとしている。
Syn.は、KDDIを始めとするインターネット事業者12社が2014年10月に発足した。PCの時代には「Yahoo! JAPAN」などのポータルサイトが入り口となり、そこからニュースや天気などの情報へアクセスすることが一般的だった。しかし、スマートフォンでは、ホーム画面上に好みのサービスのアプリを配置するなどして、直接求める情報へとアクセスするようになっている。
そこで、点在する各サービス内に共通のサイドメニューを設けることで、サービス間をシームレスに行き来できるようにすることを目指すのがSyn.だ。立ち上げ時には、「@cosme」「ウェザーニュース」「コミックナタリー」「NAVITIME」など13サービスが参画した。今後もサービスの追加や、「ジョルテ×NAVITIME」など各サービス間の連携を進めるとしている。
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