セガサミーホールディングスは2月12日、子会社のセガやグループ会社の組織再編を4月1日付けで実施することを発表した。現在のセガはコンシューマ事業部門を中心にし、セガネットワークスを吸収合併し、名称を「セガゲームス」に変更する。
今回の再編ではセガゲームスのほかに、アミューズメント事業部門を新設分割し「セガ・インタラクティブ」を、コーポレート部門やIP管理部門、ITインフラ部門を新設分割し「セガホールディングス」をそれぞれ設立。またセガゲームス、セガ・インタラクティブ、セガトイズ、サミーネットワークス、トムス・エンタテインメント、マーザ・アニメーションプラネットが、中間持株会社であるセガホールディングスの完全子会社として傘下に入る形となっている。
またエンタテインメントパーク事業の一部を新設分割し「セガ・ライブクリエイション」として設立。こちらはリゾート事業グループに移管する。
今回の再編は「全事業をそれぞれの開発部門とともに分社化することにより、各社が開発・製造から販売まで一貫した経営体制を整えることで意思決定の迅速化を図り、事業ごとに市場環境の変化や消費者ニーズにいち早く対応できる体制を整えるため」としている。
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