MicrosoftによるカレンダーアプリベンダーSunriseの買収が正式なものとなった。買収金額は明らかにされていない。
TechCrunchは先週、人気の高い無償カレンダーアプリを「iOS」および「Android」デバイス向けに提供するSunriseをMicrosoftが1億ドル超で買収したと報じていた。Microsoftは米国時間2月11日、この買収を正式に認めた。
Microsoftは2014年12月、人気の高い「iOS」および「Android」デバイス向けの電子メールクライアントアプリを開発した新興企業Acompliを買収しており、Sunriseの買収は、これに続くものだ。Microsoftは2月に入って、「Acompli」アプリをベースにした新しい「Outlook」をリリースしており、約束されたアップデートやMicrosoft独自(Amazonのものではない)のクラウドとのさらなる統合が間もなくアップデートを介して提供されるだろう。
これらの買収についてFast Companyは、2社の買収を伴うMicrosoftの戦略が単にクロスプラットフォームアプリベンダーになろうとすること以上のものだと述べている。Microsoftは、人気の高い他のアプリやサービスを引き込むためにも、これらのアプリを必要としている。
「Microsoftが本当にやりたいこと、そしてSunriseやAcompliといったアプリで実現したいことは、あらゆる競合他社の上に立つような新しい種類のサービスを構築することだ。実質的にクラウドの競合他社をダムパイプ化させようとしている」とFast CompanyのJared Newman氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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