Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は米国時間2月10日、AppleがFirst Solarと提携し、「(同社史上)最大規模の、かつてないほど大胆で野心的な(再生エネルギー)プロジェクト」を推進する意向を明らかにした。両社は、1300エーカー(5平方km)のソーラーファームをカリフォルニア州モントレー郡に建設する予定だ。
このソーラーファームの発電量は、カルフォルニア州の一般家庭およそ6万世帯に供給できるほどの量に相当する予定だ。シリコンバレーにあるAppleの新施設、カリフォルニア州にある同社のその他すべてのオフィス、全直営店、データセンターを合わせた、その使用電力量をまかなえるだけの再生エネルギーを生成するとCook氏は述べた。
再生エネルギーに関してCook氏は、「議論の期間は終わった」と述べ「行動する時が来た」とした。
Cook氏は10日、サンフランシスコで開催されたGoldman Sachs技術カンファレンスで上述のように語った。
一方のFirst Solarは声明で、Appleが、First Solarのクリーンエネルギープロジェクト「California Flats Solar Project」に、8億4800万ドルを出資すると約束したことを明かした。Appleは、25年間の電力購入契約(PPA)の下、同ソーラープロジェクトから130メガワットの電力供給を受ける予定で、First Solarによると、「商用エンドユーザーにクリーンエネルギーを提供する、業界最大規模の契約」であるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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