GoogleとおもちゃメーカーMattelは米国時間2月5日、製品発表と披露イベントの招待状をメディアに送付した。招待状は「Mattel View-Master」という古いおもちゃ用のスライドに似たデザインで、その中に「view what's possible」(可能性を見よう)と書かれている。View-Masterは双眼鏡の形をしたおもちゃで、スライドの円盤を入れて3D写真を楽しむことができる。これがヒントだとすると、新製品は2014年に公開された仮想現実(VR)ヘッドセット「Google Cardboard」に関係があるのかもしれない。
発表イベントは、毎年恒例の「North American International Toy Fair」開幕前日である13日午前にニューヨークで行われる。
Googleはこれまで、Facebookの「Oculus」やソニーによるVRの取り組みに対抗する製品にしようと、Cardboardに取り組んできた。一方、Mattelはバービー人形や「Fisher-Price」のメーカーだ。ライバルであるHasbroやLEGOがタブレットやスマートフォンでゲームをする子どもの増えるなかでも売り上げを伸ばしているが、Mattelは売り上げが低迷して苦戦してきた。VRと関係がありそうなGoogleとの提携によって、Mattelは求めていた起爆剤を手に入れることができるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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