Twitterが米国時間2月5日、第4四半期決算(12月31日締め)を発表した。売り上げや利益が意味ある成長を遂げることを望む投資家らはこれまで、最高経営責任者(CEO)のDick Costolo氏の退任を求めてきたが、少なくとも今はこれを回避できそうだ。
同社はユーザーの頻繁なアクションを促す新しい方法を見つけ出しつつあると述べ、さらにはサービスをまだ利用していない人へのリーチも広げるべく取り組んでいるとした。また、広告主が顧客にリーチし、願わくば製品購入につながるような革新的な方法を模索している。
今週に入り、TwitterとGoogleは、Googleの検索結果にツイートを表示することで合意に達したとBloombergが報じている。5日の決算発表の電話会議でCostolo氏は、Twitterへユーザーを誘導するために両社が連携したことを認めたが、詳細は明かさなかった。
Twitterは既に、Microsoftの検索エンジン「Bing」、および米Yahooにデータを配信する契約を結んでおり、今週には、Flipboardのスマートフォン、タブレット向けアプリ内に広告を表示する意向を明らかにしている。こうした取り組みは、Twitterが同ソーシャルネットワークの外部にいるさらに多くの人々にリーチすることに貢献し、結果として、さらなる広告の売り上げを生み出す可能性がある。
Twitterはさらに、モバイル端末上で同社サービスの使用率を高めることを狙いとした新機能をリリースしており、1月にリリースした新しいビデオ機能などがその1つである。Twitterはまた、同サービスにログインすると、ユーザーのストリームから重要なツイートを表示するアルゴリズムの使用も開始した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」