Twitterの最大の魅力は、ツイートをリアルタイムかつ時系列に表示し、順を追って情報を把握できるようにしてくれる点だ。しかしユーザーはどうしても、サービスを利用しない間に情報を見逃してしまうことがある。
この問題を解決するため、Twitterは米国時間1月21日、新機能「Recap」を提供開始した。「While you were away」(あなたが不在の間に、の意)というヘッドラインとともに、ユーザーがサービスを利用していない間に投稿された最も関連性の高いツイートで、そのままではユーザーの目には触れなかったかもしれない情報の一部をニュースフィードに改めて表示する。同機能は、見逃したかもしれない情報をユーザーがすばやく確認できるようにするだけでなく、Twitterに対するユーザーのエンゲージメントを高めることも目的としている。
マイクロブログサービスTwitterは、「Twitterを利用する時間に関係なく、ユーザーが最新の状況を把握したり、情報に追い付いたりできるように支援したい」とブログで説明した。
Recapは、ユーザーエンゲージメントなどの複数の要素を組み合わせて、表示するツイートを判断する。Twitterを頻繁に確認するユーザーは、たまにしか確認しないユーザーと比べて、「While you were away」の見出しが付いたツイートを目にする回数は少なくなる。
Recapは21日、Appleの「iPhone」「iPad」「iPod touch」を利用する「iOS」ユーザー向けに提供開始された。GoogleのモバイルOS「Android」とウェブ向けのバージョンもまもなく提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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