Twitterは今週に入って「Promoted Tweets」サービスの拡張と自社広告プラットフォームの収益化を目指すことに多くの力を注いでいる。
同社は米国時間2月3日、Promoted Tweetsが他のウェブサイトやアプリでも表示できるようになったことを明らかにした。そして、同社は4日、中小企業を対象としたクイックプロモート機能を発表した。
クイックプロモートによって、Twitterのアナリティクスダッシュボードを使っている小規模企業は、最も訴求力が高かったツイートを選び出し、自社の投稿に興味を持ちそうなユーザーに自動的にターゲットを絞ることが可能となる。Twitterによると、この設定は「クイック」に終わらすことができ、数ステップですむという。
広告の購入を考えている中小企業はこれまで、Twitterのセルフサービス式プラットフォームを使う必要があった。このオプションは現在も利用可能だが、Twitterは、アナリティクスページが中小企業からの収益をより多くもたらすことに賭けているようだ。
Twitterは、中小企業ユーザーの数を明かしていないが、同社でプロダクトマネージャーを務めるBuster Benson氏は、クイックプロモート機能を説明するブログ投稿において、Twitterのデータによって「ユーザーは、自身と関連性のあるPromoted Tweetが中小企業から送信された場合、32%以上の割合で店舗を訪問するようだ」ということが示されていると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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