何台ものカメラが搭載された、Appleと関連のあるミニバンが目撃されたことで、同社は自動運転車の開発に取り組んでいるのではないか、との憶測が流れている。
あるいは、Appleは「Google Street View」のようなプロジェクトに取り組んでいるのかもしれない。Google Street Viewは、道路の画像をGoogleの地図に関連づけるプロジェクトだ。
今週、サンフランシスコ近郊で目撃されたそのダークブルーの「Dodge Grand Caravan」は、(地図作成に使われることも多い)LIDARセンサが搭載されているように見える構造物をルーフの上に備えており、その構造物は複数のカメラを外側に向けて車体の隅を撮影しているようだった。CBSの関連会社であるサンフランシスコのKPIXは、その車両がAppleにリースされたものであることを確認した。
ミニバンのカメラの仕掛けは、2014年秋にYouTubeに投稿された動画に写っていたものと合致する。その動画では、ホワイトのGrand Caravanのルーフに構造物が設置され、電線がタイヤにつながれていた。
現在のところ、Appleが何をしているのかを憶測するには材料が少なすぎると言わざるを得ない。車がAppleにリースされたものであっても、他の企業が製品テストに使っている可能性なども考えられる。
9to5Macは、Appleは自動運転車のテストに必要な許可証の発行を受けていないと指摘する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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