朝日新聞社は2月4日、クラウドファンディングサイト「A-port(エーポート)」を3月に開始すると発表した。オープンに向け、夢やアイデアの実現を目指して同サイトで資金を募る起案者を、個人、団体、企業を問わず募集する。
起案は朝日新聞社が審査し、採用者を決める。応募、問い合わせはメール(info@a-port-mail.com)で受け付ける。
同サイトの立ち上げにあたり、映画やアートなどのプロジェクトを扱うクラウドファンディングの大手サイトを運営するMotionGallery(モーションギャラリー)と提携。決済システムや運営を同社がサポートするという。
サイト名のA-portについては、「夢の実現を目指して船の帆を立て、沖へ漕ぎ出そうとする人を送り出す『port(港)』のようなサイトにしようと名づけた」と説明している。
朝日新聞社は、新聞社の枠を超える新しいビジネスやサービスの種を求めて、社内や関連会社からアイデアを募る新事業創出コンテスト「START UP!(スタートアップ)」を開いている。今回のクラウドファンディング事業は、2013年度の第1回START UP!で最優秀提案に選ばれたもので、提案者が社内の実験工房「メディアラボ」に異動し、準備を進めてきたそうだ。
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