「Raspberry Pi 2 Model B」がリリース--MSは対応する「Windows 10」を無償提供へ

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年02月03日 07時51分

 「Raspberry Pi」のハードウェアが、カスタム版「Windows 10」の実行に備えてアップグレードされた。これまでに数えきれないほどの人々(大人も子供も)がRaspberry Piでプログラミングを学び、数多くの改造分解作業や自作プロジェクトにRaspberry Piを使用してきた。

 Windows 10をRaspberry Piプラットフォーム上で稼働させるための鍵の1つは、ハードウェアを強化することである。新しい「Raspberry Pi 2 Model B」は、旧バージョンである「Model B+」よりも6倍性能が高いとされる「ARMv7」クアッドコアプロセッサを搭載する。

 Raspberry Pi 2のスペックは以下のとおり。

  • 900MHz、クアッドコアCPU「ARM Cortex-A7 BCM2836」搭載(前モデルの700MHzシングルコアCPUからバージョンアップ)
  • 1GバイトのLPDDR2 SDRAM(前モデルは512Mバイト)
  • 「Raspberry Pi 1」と完全互換(新しいマルチコアプロセッサを活用するには、ソフトウェアの再コンパイルが必要)
  • 既存のRaspberry Piとフォームファクタが同一で、既存の筐体に収容可能
  • 10/100 Ethernetポート
  • 40ピンの拡張GPIO
  • USB 2.0ポート4本
  • 4極ステレオ出力およびコンポジットビデオポート
  • フルサイズのHDMI
  • Raspberry Piカメラ接続用のCSIカメラポート
  • Raspberry Piタッチスクリーン接続用のDSIディスプレイポート
  • Micro SDスロット
  • Micro USB電源
  • 価格:35ドル

 Microsoftは、Windows 10 OSのカスタム版を開発中で、「Windows Developer Program for IoT」を通じてMakerコミュニティに無償提供する予定だと発表している。

 Microsoftは、Windows 10のこのバージョンに関するさらに詳しい情報を「今後数カ月のうちに」発表する予定である。

 興味のある読者は、Windows Developer Program for IoTのページで登録するとよい。

 Microsoftによるこの発表の興味深い付加情報として、ARM版「Windows」が消えたわけではまったくないことがわかる。

 Raspberry Pi 2はWindows 10に加えて、引き続き「NOOBS」および「Raspbian」と、ARM GNU/Linuxの全ディストリビューションをサポートする予定。


Raspberry Pi 2

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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